ここのところ、いいお天気が続いていますね〜
夏ももうすぐそこまでやってきていると思うと、なんだかワクワクします☆
夏といえば、REGGAE(*^_^*)!
ということで、これからの季節にオススメのこちらの一冊をご紹介します。
ピアノ二段譜とヴォーカル譜の載った楽譜です。
40曲も収録されています.*
収録曲は、上記の詳細ページからご確認いただけます。
レゲエを聴いて奏でて、常夏気分を味わいましょう〜!
「レゲエ」とはジャマイカで発祥した音楽です。
簡単に説明をしますと、「ンチャ、ンチャ」の4分の4拍子の「2拍目」と「4拍目」にアクセントがあるリズムが特徴の音楽です。
「バックビート」「裏打ち」とも言われます(もっと詳しく言うと、レゲエはドラムとベースライン、特にベースラインが「命」!)。
レゲエは、大きく2つの種類に分けられます。それは「ルーツレゲエ」と「ダンスホールレゲエ」。
『ルーツレゲエ』、これはルーツのレゲエということで、レゲエの基礎、根源のことです。
曲は「ンチャ、ンチャ」のリズムが大基本です。
『ダンスホールレゲエ』、これはたぶん皆さんが敬遠しがちな「不良の音楽」で、おそらく江ノ島のクラブで大音量で流され、とっぽいお兄さんお姉さんが楽しく踊りすぎてハメをはずし、「音楽禁止」になるくらいになってしまうビート感ビンビンのノリノリ系DJ音楽のことです。
「レゲエ」というと「LOVE & PEACE」ですが、でも本当は少しニュアンスが違うのです。
「ロック」や「レベル・ミュージック」のミュージシャンたちと同様に、「音楽」を手段あるいはツール(道具)として使い、そのメッセージを世界に伝えたい!!ということがあります。
だから、歌詞には「反社会」「反政治」を主題とする曲も大変多いです。
しかし、最後の最後は「LOVE & PEACE」につながるのかもしれません。
例えば、ジャマイカが生んだ国民的レゲエ・ミュージシャンのボブ・マーリーの代表曲「I Shot the Sheriff(俺は保安官を撃った)」。
エリック・クラプトンのカヴァーでもとても有名です。
「俺は保安官を撃った」なんていう曲名、そんな曲ってある???!と思うはず!
しかーし、世界的大々ヒットの曲です。
この歌詞は、「俺は保安官を撃った。でも、あれは正当防衛だった。法の代行者を撃ったわけじゃないんだ。もし俺に本当に罪があるならいさぎよく償おう」という歌詞。
その裏には、政府からの抑圧や人種差別などからの反抗があり、「権力者達よ、俺たちの不満はいつかは爆発するんだぜ」というメッセージなんです。
すなわち「戦い」の歌であり、それは、今のミュージシャンの根本の何かに確実に通じることかもしれません。
「音楽だけで、武器も使わずに、世界を変えてやる!」といったような。
貧富の差の激しいジャマイカで、特に貧しい人たちが住むゲットー、首都キングストン。
そこで育ち貧しかったボブが心の底から訴えた数々の歌詞がジャマイカ人の心をとらえます。
そして当時2大政党が争い、街中では暴動がおき、情勢が不安定の中、コンサートステージでその二大政党の党首を握手させた「One Love Peace Concert」は伝説中の伝説となっています。
そのボブの「黒人の人権」や「愛と平和」の歌詞が、やがては世界中の人たちに影響を与えることになるのです。
弊社ロケットミュージックの社長もやはりその影響を受けた人で、レゲエを知りたいがために、ジャマイカの貧民街キングストンに住んでいたこともあるんですよ〜〜!!
これはその時の写真です!!(RocketMusic 助安博之 @Kingston)