弊社ロケットミュージック代表取締役、助安博之はアメリカ老舗楽譜問屋Southern Music社で日本人初の社員として8年間務め、世界中の全ジャンルの楽譜を研究してきました。弊社が紹介します「輸入楽譜」は、音楽大学教授、指揮者、プロ演奏家、学校現場の先生方等のご協力の上、「厳選された輸入優良楽譜」を紹介しています。現在74,140冊を厳選ピックアップし、日々更新しています♪.*
これは、全726ページ、歌劇『フィガロの結婚』(モーツァルト)の全4幕のスタディスコアです。こんなにぶ厚いスコアを見たことありますか? この『フィガロの結婚』スタディスコアの紹介です⁎⁺˳✧༚
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」
Marriage of Figaro, The K.492
楽譜詳細:
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」《輸入スタディスコア》
モーツァルトの作品で、ロレンツォ・ダ・ポンテによるイタリア語の台本に基づいています。
まずオペラ「フィガロの結婚」の説明です。笑いと皮肉に満ちたオペラの傑作で、使用人フィガロと恋人スザンナの結婚を中心に、伯爵夫妻や周囲の人々を巻き込んだ恋と策略のドタバタ劇が繰り広げられます。伯爵はスザンナを誘惑しようとし、フィガロたちは知恵と機転でそれを阻止。登場人物は皆、秘密や偽装、すれ違いに翻弄されながら、次々と笑える展開を生み出します。面白いのは、その裏にある鋭い社会風刺です。使用人が主人を出し抜くという構図は、当時の階級社会への批判でもあり、観客の痛快な共感を呼びました。
音楽も絶品です。このオペラには数々の有名なアリアがあります。小姓のケルビーノによって歌われる「恋とはどんなものかしら」、フィガロのアリア「もう飛ぶまいぞこの蝶々」、他、コンサート等で単独で演奏される曲が多数入っています。序曲も有名で、この曲を聴けば誰でもが「あー聴いたことがある」と思うくらいよく耳にする曲だと思います。特にアンサンブルの美しさが高く評価されていて、オペラ史上の傑作とされています。
喜劇でありながら人間の本質にも迫る深さがあり、「笑って泣ける」要素が満載です。初演から200年以上経った今も世界中で愛される理由が詰まった、ユーモアと感動の詰まった名作中の名作です!
この全4幕のスタディスコアで、モーツァルトの素晴らしい楽曲を研究してみてください✨