クリスマスが近いですね〜(*´艸`*)
本日ご紹介したいのは、デューク・エリントン楽団による「The Nutcracker Suite」(「くるみ割り人形」組曲)です。
『くるみ割り人形』は、チャイコフスキーの三大バレエの一つで、クリスマス・イブの夜を舞台にしたバレエ作品。
↓ ♪ 簡単なあらすじ ♪ ↓
クリスマス・イブの夜、少女クララの家では大広間にたくさんの来客が訪れ、クリスマスパーティーがにぎやかに行われています。ドロッセルマイヤー老人が鮮やかな手品を見せたり、人形にダンスを踊らせたりしています。クララはドロッセルマイヤーから、兵隊の格好をしたくるみ割り人形をプレゼントされました。クララは一目で人形が気に入ります。しかし人形は、横取りしようとした兄のフリッツによって壊されてしまいます。クララはひどく悲しみましたが、ドロッセルマイヤーが修理し、人形は大広間に寝かされます。
皆が寝静まった深夜。クララは傷ついたくるみ割り人形が気になって、こっそりとその様子を見に来ます。時計が12時を打つと、クララはみるみるうちに小さくなり、人形と同じくらいの大きさになってしまいます。そこへ現れたのはねずみたちの軍団。ねずみの王様を中心に、人形たちに襲いかかります。くるみ割り人形もまた部隊を率いて戦いますが、ねずみ軍の方が優勢。くるみ割り人形にとどめを刺そうとするねずみの王様を、クララがスリッパで攻撃!ねずみ軍は退散します。倒れ伏していたくるみ割り人形が起き上がった時、彼は人形ではなく凜々しい王子様の姿へと変わっていました!王子はクララに感謝し、ふたりはお菓子の世界へと旅立ちます…♡
この『くるみ割り人形』の初演から100年以上が経ちますが、多くの改訂版が作られている中で、今ではクリスマスの時期に世界中で流される定番がこのデューク・エリントン楽団による「The Nutcracker Suite」なのです!
デューク・エリントンは、ジャズ創成期の時代に作曲家兼バンドリーダー兼ピアニストとして大活躍した巨匠。
ジャズ界に偉大な功績を残した人で、特に代表曲「Take the A Train(A列車で行こう)」は今でも世界中のあちらこちらで親しまれています。
ロケットミュージックでは、このデューク・エリントン楽団によるオリジナル版の「くるみ割り人形組曲」のJazz楽譜も取り扱っております★
詳細はコチラから♡
この楽譜は1960年にデューク・エリントンとビリー・ストレイホーンによってアレンジされたもので、オリジナルの楽譜は長い間、ワシントンの国立スミソニアン博物館に所蔵されていたものです。
9つの楽章から成ります。
そのデューク・エリントン・オーケストラの録音で使われたオリジナルの譜面が、新たに校訂されてAlfred社から出版されたものです。
以下は弊社社長からです((o(´∀`)o))
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出張でハワイ、ワイキキに行ってきました。
なんとBlue Noteがワイキキにオープンしていました!
今年の1月オープンとのこと。
Blue Noteはニューヨークで35年の歴史を誇る大人気の老舗Jazz Clubです。
日本でも東京と名古屋にチェーン展開しています。
まずハワイにBlue Noteがオープンしていることに驚きましたが(南国でJazz!!)、スケジュールをみると、その日なんと「Duke Ellington’s Nutcracker Suite」が!!!!行きますね!!通りがかりでも迷うことなく!!しかもFront Tableがonly$38.00!まだ当日でも席があいてて!!NYもTokyoもHawaiiもまったく同じステージ&客席の設計で、そして料理や全てのシステムもまったく同じでした。ビックリするほど同じ!
とにかく凄いLive Showでした。CDでは何度も何度も聴いている「Duke Ellington’s Nutcracker Suite」。実際に演奏を聴いてみると、全く違った感動でした。
Duke Ellinton楽団はオシャレな大人のJazz楽団です。今日も20人弱のメンバーでしたが、すべてのPlayer達はけっして大きい音を出さず、Live Showを通して、最初から最後まで4,5人のアンサンブルを聴いている感じです。これがすごいのです!そして、指揮者兼ピアニストがMCで、11頭身の背が高いノッポの黒人で、このMCが最高すぎでした!ショーとして、完全に世界レベルでした!あまりにも感動しすぎて、このLive後、ワイキキのたくさんある好きなBarも行く気がまったくしなくて、 ホテルの部屋に帰ってきてDukeを聴きながら夜景&Beerで、さらに「Nutcracker Suite」を堪能しました。Dukeがくれた素晴らしいワイキキの夜となりました。