朝晩、だいぶ冷え込むようになってきました。。。
空気が澄んできて、夜は星や月が綺麗に見えるようになってきましたね☆
本日は、お月様にちなんだ私の大好きな一曲をご紹介します.+゜
初中級レベルの、ピアノの楽譜になります。
「Hijo de la luna」は、スペイン語で「月の息子」という意味。
スペインに伝わる、ジプシーにまつわる昔話をベースにした曲です。
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伝説はこう
あるジプシー女が、夜明けまで月に魔法をかけ語りかけた
泣きながら彼女は懇願した
「想いを寄せているジプシー男と、どうか結婚できますように」
すると、上空の満月は答えた
「褐色の肌のきみ お前は男を手に入れるだろう しかしそれと引き換えに、お前と男との間に生まれる最初の子どもを私に譲ってほしい」
女は条件を受け入れ、男と結ばれる
「男のために子どもを犠牲にできる者に、人を深く愛することなどきっと不可能だろう」
2人の間に生まれた息子は、ジプシーの褐色の肌・オリーブ色の瞳ではなく、白く透き通る肌・銀色の瞳をもった月の子ども。
「呪わしい姿だ!ジプシーではない!自分の子どもではない!」
裏切られたと逆上した男は女を殺し、息子を森へ置き去りにする
息子を手に入れた月は、満ち欠けを繰り返す
夜、月が満ちるのは 子どもが幸せに笑っているから・・・
夜、月が欠けるのは 子どもが泣く時ゆりかごを作るため・・・
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ミステリアスでロマンティックな月にピッタリな、悲しくて美しくて残酷なお話。
夜に月を眺めながらこの曲を聴くのが大好きです(._.).*
スペイン語の歌詞がより神秘的に響きます。
聴いてみてください。